購入時からリフォームは視野に入れるべき?

住宅を購入した後は、将来的に長く豊かな生活をするためにもきちんとお金を貯めておくことが大切です。実際に、リフォームやリノベーションを視野に入れて住宅を購入することは将来の安定した生活のためにも重要です。

まず、エアコンなどの設備については住宅購入後のリフォームにおいて非常に重要な意味を持っています。そもそも、注文住宅のように顧客からの要望を最大限に受け入れるものでは内装や外観にこだわり持った建設が進められます。この場合、実は生活を送っていくうえで必要になるエアコンなどの設備もここに含まれます。
エアコンは、住宅建設時に設置をするのかそうではないのかを考えることができるもので、設置をしないと考える場合には将来的に工事が必要になります。将来的な工事を想定する場合、実はこういった設備を設置するための準備を建設業者に事前に相談しておくことも可能です。こういったものは、先行スリーブなどと呼ばれています。ですから、必要な設備のためにリフォームを前提とすることは住宅購入ではとても当たり前のことです。

また、床暖房の設置などへの対応も考えられます。これは、住宅内部のフローリングなどの消耗とも関連しています。一般的に、住宅建築を行ってからその建物が消耗する度合いはそれぞれの部分によって大きく異なります。壁では10年から15年程度でリフォームが必要になると考えられていますが、実はフローリングなどの床は5年に1回程度は確認しておかないといけないと解釈されています。
定期的な点検やメンテナンスを考慮する場合、そのときに床暖などの新しい設備の設置を検討する場合にはそのための資金が必要です。住宅購入時にこれらのことを考えておけば、後からスムーズに導入できるメリットがあります。

リノベーションについては、不動産価値そのものを向上させられる魅力があります。実際に、中古物件を購入してそれにリノベーションを加えることによって、建築物への付加価値を付けている業者は非常に多く存在します。特に、格安で入手した物件については最初からリノベーションを想定している業者も多いので、個人が購入するときであってもこのスタンスで購入する人は多いです。
リノベーションを行うと、自分好みの建築をしやすくなるので外観からして全く価値が異なる建物を造ることが可能です。設備や住宅そのものの価値の向上の事を考えても、住宅購入時にリフォームやリノベーションを考えておくことは十分に魅力的なことです。

モデルハウス見学の際に気を付ける事とは?

モデルハウスの見学では、前提として時間制限が存在するということを必ず理解しておかなくてはいけません。担当がいますが、時間内に必要なことを聞かないといけないですし、必要な部分を見ることができなくなる可能性もあります。こうならないようにするためには、事前に準備をしておいて目的に応じた質問とチェックポイントを確認しておくことが大切です。当然ですが、見学日時を確認して時間を確保しておくことは大前提です。
具体的には、まず情報収集を行うための用意をしておくことです。当日持って行くものでは、デジカメやメモ帳、そして土地や建物の資料などが挙げられます。モデルハウスは、現地見学と同等の価値があるものなので実際に生活をする居住空間がイメージとかけ離れていないかをチェックしなくてはいけません。事前に得られた間取りや資料を見て、理想的な住宅の条件を満たしているかの確認は必要不可欠です。

また、営業担当の人とのコミュニケーションは実は最重要のポイントです。基本的に、モデルハウスを提供するメーカーのサービスは多岐にわたっています。その中で、独自の工法やデザイン性を有している場合には、それが他とどういった部分で異なっているのかを具体的に説明してもらわなくてはいけません。重要事項説明もそうですが、住宅内部でイメージと異なっている部分があるときにはそれを詳細に説明してもらわないとトラブルに繋がりかねないからです。
この点、モデルハウスの担当者は服装やマナー、そしてコミュニケーションからそのメーカーのイメージを想起させるのにわかりやすい存在です。例えば、難しい質問であってもわかりやすくて真摯に答えてくれる場合には、アフターサービスや保証がわかりやすい傾向があります。営業担当の人は、顧客の要望を聞き入れて職人さんと連携を行う橋渡しのような存在になる人なので、この部分で不足があると満足な住宅を手に入れられなくなる可能性があります。

モデルハウス内部の見学を行うときには、必ず家族を連れて行って生活動線の確認をすることも重要です。モデルハウスのメリットは、家族が生活をしている具体的なイメージを掴みやすいという点です。家族にとって不足している部分や、これから補わなくてはならない点を確認する意味でも、現実的な生活を想定したシミュレーションが大切です。そのためには、きちんと家族を連れてその条件を満たすだけの生活動線と環境があるかが非常に重要です。

断熱性能も大事にすべきか?理由も解説

将来的に安心できる暮らしを実現するためには、断熱性能を考慮に入れた住宅設計はとても大切です。特に、住宅には断熱に関する大きな落とし穴があるからです。
断熱というのは、単純に熱を遮るものではありません。室内と室外の熱移動を遮断することによって外の空気を室内になるべく影響させないようにすることを指します。そのため、断熱性能が低い物件はそれだけ部屋が冷えやすく、また熱しやすいというデメリットが存在します。夏場には外気の影響を受けて室温が上がりやすくなりますし、冬場には寒い空気に触れて室温が落ちやすくなります。ですから、断熱を単純な熱の遮断と考えていると将来的に後悔することが多いです。

日本の住宅で断熱の重要性が指摘されるのは、実はヒートショックのリスクが高いからに他なりません。日本の住宅は、室内の比較だけで見ても6度から10度近くの温度差が存在することがわかっています。ヒートショックは、温度差が存在する空間に行くことによって急激に血圧に負担を与える現象です。こういった、日本特有の室内の温度差を理解しておかないとヒートショックの可能性が上昇するため、とてもリスクが高まります。

断熱性能を向上させると、夏場は涼しくなって冬場は暖かい温度を一定に保つことができます。これは、外気の温度に影響されずに室温を安定させやすくなるからです。この恩恵は、実は冷暖房費にも良い影響を与えます。
室温を一定に保ちやすくなるということは、室内の熱循環を効率的に行うことができるということです。例えば、冷暖房を付けても空気の循環が悪いと部屋の上部と下部で大きな気温差が生じることになります。加えて、断熱性能が落ちると外気の影響も受けるため冷暖房の効率性が著しく落ちていきます。その結果、余計なコストが必要になるので無駄な出費に繋がります。このような課題を解決できるので、断熱はとても重要です。

効率的な断熱を実現するためには、断熱素材というものが利用されます。これには、多くの種類がありますので住宅設計を行うときに必ず確認しておかなくてはいけません。
一般的には、無機繊維系や木質繊維系、そして天然素材系や発泡プラスチック系に分かれています。これらの断熱素材は、相談する業者の工法や予算によってかなり違います。家の基礎部分に対して施工をしたり、建物の構造ごとに利用したりと様々ですので、内訳をみて良質な素材が使われているかどうかをチェックすることが大切です。

住宅選びのコツ!優先度を決めよう

住宅選びでは、デザイン性と機能性の両方からきちんと優先度を確認しなくてはいけません。デザイン性については、内装はもちろんですが外観としても理想的なマイホームにふさわしいかどうかを見ていく必要があります。周囲から浮いていないか、そして防犯的に安全性を確保できる機能性を有しているかは非常に重要です。家族で生活をするときには、大人だけではなく子どもの目線からもそれらが備わっているかの確認を行うことです。

そして、現実的に生活をしていくうえでは必ず内装や間取りに関して具体的に見ていかなくてはいけません。特に、快適な生活空間を確保する意味でも間取りのバランスは最重要のポイントです。
間取りは、紙面や画像上で確認することと現場に行って見ることでは全く印象が異なります。紙面上で見ているときには全く問題がないと考えられるものであっても、実際に現地に行って内覧を行うと違った景色が見えることも多いです。
最も多いのが、生活動線の確保です。キッチンスペースやリビングなどを考えていく場合に、最も重要なのが現実的に人が動くことを想定した生活動線だからです。生活動線が狂っていると、住宅内で移動をするときに強烈な違和感を抱くようになります。デザインが良くても、機能性に劣っていると実感するようになるため、玄関から入ってきてトイレやお風呂、そしてリビングなどに赴くときに不便さを感じます。

また、デザイン性を追求しすぎて必要な機能を見逃していないかもポイントです。これに関しては、収納スペースが挙げられます。実際に、注文住宅などで最も失敗をしてしまう典型的な例として収納スペースを後回しにしてしまって、その空間を確保できないというものがあります。
注文住宅では、家族がゆっくりとしたり行き来が多いリビングやキッチンを中心にデザインや間取りを考えていくことが多い現状です。確かに、リビングやキッチンを考慮して大きな空間にすればデザイン性に優れた内装を作ることは可能です。一方で、不必要な物を片付けることができなくなるリスクも生まれるので、結果的に窮屈な生活を強いられることになります。

住宅選びでは、実際に生活をする前に住居が手渡されることになります。その影響で、想像していたライフスタイルと現状の居住空間に違和感を感じることも少なくありません。そうならないようにするためには、デザイン性と機能性に配慮した空間があるかを真っ先に確認することが大切です。

注文住宅は複数検討!

注文住宅では、いくつかの業者に相談をしてそこから最も良いところを選択するのが基本です。これは、相談をする業者によってサービス内容が大きく異なる背景があるからです。注文住宅の相談は、これら業者の特徴を理解したうえで決めなくてはいけません。

まず、注文住宅を相談できる業者には大きく分けるとハウスメーカーと工務店の2つがあります。ハウスメーカーは、大手のブランドをバックに質の高いサービスを提供している業者です。マニュアルが存在しているため、どういった顧客に対しても一定以上のサービスを提供できる魅力があります。実際に、ある程度のプランが固まっていますのでカタログを確認できますし、注文住宅のイメージがわきやすいメリットが存在します。
また、保証やサービスが充実しているのも特徴です。わかりやすいカタログはもちろんですが、住宅提供に関連するサポートが充実しているのでわからない部分についてはすぐに質問ができます。特に、初めて住宅購入をする人へのサポートは手厚いので迷うことなく話を進めていけます。

工務店は、特定の地域に密着して注文住宅を請け負っている業者です。ハウスメーカーとの大きな違いは、顧客あたりへの時間の割き方にあります。ハウスメーカーは、大手の企業としてサービスを提供している傾向があるため、多くの顧客を相手にあくまでも一律にサービスを提供する特徴があります。
一方で、工務店は小規模に特定の相手に対して細かな注文を請け負っているという大きな違いが存在します。時間やコストはかかりますが、より良い顧客の理想的な物件を実現するために連携を行っていくため、質の高い注文住宅を手に入れられます。実際に、素材から決めていくこともできるため人気は高いです。

これらの業者の違いは、そのまま注文住宅の出来上がりや予算、そして納期にも違いが生まれます。特に重要なのが、予算と出来上がりの違いです。
注文住宅が他の物件と最も違うのは、最初に予算を決めて設計を提案してくれるという点です。1,000万円台なら1,000万円台らしく、4,000万円台ならばそれらしい設計を提案してくれます。つまり、その予算内でより理想的な物件を提供できるスキルや企画力が求められます。
注文住宅はカタログが全てではなく、顧客から受け取った要望をどう解釈して設計や建設に繋げるかは、それぞれの業者に技量に依存するのが注文住宅の特徴です。ですから、必ず複数検討をしてどれが最善なのかを選べるようにしておくことです。

転勤族で住宅購入を検討すべきか?

窓がたくさんある紺色の一軒家

転勤が決まったときの対処は、持ち家が存在するかどうかで異なります。それまで生活をしていた持ち家があるのならば、まずはそれを売却するかそれとも空き家にして保持し続けるのかを考えなくてはいけません。仮に、家族が残って自分だけが転勤をする場合には住宅購入するよりも賃貸をした方が効率が良いことも多いです。反対に、最初から1人暮らしであった場合には売却をしてまた新しい住居を購入することを検討した方がわかりやすいといえます。

現実的にも、転勤のときには住宅購入を検討するときに重大なポイントが1つあります。それは、転勤までの期間です。住宅を購入するとはいっても、すぐに優良な物件を見つけられるわけではありません。日本の場合、転勤が決まってから早ければ数週間から1ヶ月間程度で転勤先が決まることも多いです。この状況だと、現実的に新築一戸建てを建設することは難しくまたモデルハウスを探すこともできない現状です。ですから、期間を考慮に入れて現実的に選択できる方法を考えることです。
これは、既に有している住宅を売却する場合も同様です。そもそも、それまで暮らしていた住宅を手放して売却するときにはその物件を購入してくれる希望者を募らなくてはいけません。いきなり取引を行うことができるわけではなく、宣伝や広告を作ってからそこから始めて自分が保有している物件の詳細を伝えることができます。この場合、準備期間が短いと現実的にどうすることもできない状態になります。

反対に、賃貸を前提に入れて話を進めていけばこれらの問題点は解決できます。仮に、住宅を保有していたとしても期間契約で賃貸で別の部屋を借りておけば、そこから新しい新居を探すこともできますし、自分が持っている住居を売却できるからです。加えて準備期間が短い場合であっても、それを補うための新しい部屋を賃貸で確保しておけば、新しい住宅購入をするだけの情報収集や取引の時間も確保できます。
転勤族の場合は、特に現状の保有している不動産の状態と転勤期間を必ずセットで考えなくてはいけません。その都度、住宅購入をするときには所有権移転のための手続きも必要ですし、資金も準備しなくてはいけないからです。住宅ローンの残債などを確認して、そのうえで正しい判断を行う必要があるので結局ある程度の時間を確保することは不可欠です。そのため、賃貸を行ってそこから次の段階にステップするという段取りをとる選択肢も考えておくことです。

土地探しのコツとは?

険悪な土地に建っている一軒家

住宅建設に必要な土地を探すときには、まず価格が釣り合っているかどうかを確認することが大切です。一戸建て住宅は、建築物だけの価格を見ているのではなく土地との価格の合算で考慮するのが一般的です。当然、土地の価格が上昇すれば合算価格にも影響を与えるので予算を多く見積もっておかなくてはいけません。
基準としては、住宅本体に割くお金は予算の7割程度であり土地については3割程度を配分することが理想だと考えられています。特に、注文住宅などのように住宅への要望を細かく伝えたい場合にはそれだけ内装や外観に対して予算をつぎ込まなくてはいけません。土地への価格は、最小限にできるようにしてそのうえで最善の住宅建設ができるように工夫をする必要があります。

また、土地探しでは現実的な快適感や安全性を考慮した2つの重要なポイントもあります。それぞれ、利便性と地盤の状態です。
まず、利便性に関しては本当に生活に適した土地であるかどうかが大切です。同じ地域であっても、土地にはそれぞれ異なった価格が付いていることがあります。いわゆる地価と呼ばれるものですが、ここには需要と供給が大きく関連しています。同じ地域であるにもかかわらず、明らかに価格が落ちているような土地は何らかの問題点が存在するケースが大半です。この代表的なものが、不便な立地です。
生活を快適に過ごすためには、周囲にショッピングモールや公共施設、あるいは交通手段があるかどうかを確認しなくてはいけません。仮に、利便性がないと判断できる場合には周囲の施設にアクセスできるだけの手段を手に入れる必要があります。周辺環境で求められる条件には必ず違いが生じるので、現地に行って現実的な利便性の確認を行うことは必須です。

そして、地盤の状態も土地探しで最も重要なポイントです。日本は、特に地震が非常に多い国であるため地盤を強化して建築基準法を満たす安全な住宅が求められています。問題なのが、地域によっては他の場所と比較しても地盤がとても悪いところがあるという点です。
例えば、高低差が存在する土地です。住宅は、土台を平行にしてそのうえに建設していかないと十分な強度を保てません。地盤を強化するときも、それに耐えられるだけの準備をする必要があります。画像や情報だけを確認するのではなく、専門的に調べてもらったり現地に行って自分の目でバランスの良い土地であるかどうかを確認することです。

住宅ローンについて知っておくべき事

駐車場のある白い一軒家

一般的に、住宅購入は手元の資金だけで賄うことができるものではありません。数千万円という大きな費用が必要になるので、普通は頭金だけを準備しておいて残りのお金は金融機関で融資のサービスを利用することが大半です。このときに利用できるサービスを、住宅ローンといいます。住宅ローンは、新築一戸建て住宅の大半の資金を補うことができるものであるため、一般的なサラリーマンやOLとして生活をしている人でも容易に住宅を購入できるだけの余裕が生まれます。

ただ、住宅ローンには注意点も存在します。あくまでも融資のサービスであるため、将来的な返済プランを考慮した最適な選択をしなくてはいけないことです。実際に、住宅ローンは大きく分けると3つの種類で見ていくことができるサービスです。選択する場合には、自分の予算上の問題だけではなく世の中の情勢や将来的な経済動向もきちんと考えながら選ぶ必要があります。

まず、住宅ローンには固定金利型と呼ばれるものがあります。固定金利型は、融資を受けたときから安定した返済プランを考えられる魅力が存在します。例えば、低い金利のときにお金を借りることができれば、将来的な利息の負担を最小限にできるためとても魅力的です。ただ、金利が高いときにお金を借りてしまうと将来的な返済プランに支障が生じます。後から金利を小さくできないので返済の負担が大きくなり、リスクが上昇するのが最大の注意点です。

また、変動金利型というサービスもあります。これは、市場に影響されて金利が変動するタイプです。状況に応じて金利が上昇したり落ちたりする可能性がありますが、将来的に金利が安くなるとわかっているケースでは、大きなプラスに働く可能性が高いものです。リスクを考慮して、他の金利と比較しても金利が安く設定されることも多く状況によってはとても魅力的なものです。一方で、金利が上がったときには当然リスクも上昇するのでその注意点は理解しておかなくてはいけません。
そして、固定型と変動型を組み合わせた固定金利期間選択型と呼ばれるサービスがあります。金利の期間を設定して、中途で変更できるものです。一定の期間を選択して、その後に金利が下落すれば都合の良い方を選択できるのでリスクを回避できます。

結局、住宅ローンは現状のメリットと将来的なリスクの双方を考慮して選択しなくてはいけません。それぞれのサービスで生じるこれらの注意点は違うので、必ず住宅購入時にはこれらのバランスを考慮した最適なプランを選択することです。